MLB公式サイトは19日、今季は期待に応えることができなかったが、まだ見切りをつけるべきではない選手を各球団から1人選出。パドレスからは右腕ダルビッシュ有投手をピックアップし、来季の復活に期待をかけた。

カブスに所属していた昨季はリーグ最多タイの8勝(3敗)を記録し、サイ・ヤング賞投票で2位に入ったダルビッシュ。今季も同賞の候補とみなされていたが、ふたを開けてみるとここまで8勝10敗。18日のカージナルス戦では7回を投げて3安打無失点1四球9奪三振と好投した。だが救援陣にマウンドを託した後にチームは逆転され、ダルビッシュに勝敗はつかなかった。

同サイトは「ダルビッシュは防御率4・00を超える内容で、オールスターブレーク後には防御率が7点台近くにも。想定外の落ち込みを見せた今季のパドレスにおいて、最もショッキングなのは彼の防御率に違いない」と述べた。

だが、続けて「彼は以前も低迷から復活を遂げたことがある。またそれをやってくれるだろう」とつづり、2022年シーズンの活躍に期待を寄せた。