外野手から投手に転向し東京五輪の米国代表として銀メダルを獲得した救援左腕アンソニー・ゴース(31)が、インディアンスで5年ぶりにメジャー昇格を果たし100マイル(約161キロ)の剛速球を披露した。

インディアンスとのダブルヘッダー前に投手として初昇格を果たし、第2試合で4回から3番手で初登板。第1試合でメジャートップタイの46号本塁打を放ったペレス捕手から100マイルの速球で空振りを奪い、三振に仕留めた。投手としてのメジャーデビュー戦は1回2/3を1安打1失点、1三振で勝敗などは付かなかった。

ゴーズは2016年までブルージェイズとタイガースで5年間、外野手としてプレーし、通算372試合に出場、打率2割4分、12本塁打、69打点、57打点。この3年間はインディアンス傘下マイナーに投手として所属し、メジャー昇格を目指してきた。東京五輪では4試合に登板し、5回1/3を無失点だった。