パドレスのダルビッシュ有投手(35)が、5回1/3、96球を投げて3安打4失点3四球7奪三振の内容で、勝敗はつかなかった。

初回、パドレス打線が4点を先制。ダルビッシュは2回に2ランを浴びたものの、その後は追加点を許さずに踏ん張った。

2点をリードした6回1死一、二塁のピンチでマウンドを譲り、救援左腕ヒルが逆転3ランを浴びたため、ダルビッシュの9勝目(10敗)は消えた。

パドレスは延長10回、サヨナラ勝ち。辛くもプレーオフ争いに生き残った。

「先発として最低限の仕事だと思います。調子のいいジャイアンツ打線相手に、安打3本だったので自信になります」と、淡々と振り返った。

また、この日で162回の規定投球回数に到達。今季は股関節痛で離脱した時期があったものの、「モヤモヤした投球が続いてましたけど、肩やヒジにも疲れはないです」と話した。