ダイヤモンドバックスは23日、トーリ・ロブロ監督(56)との契約を1年延長したことを発表した。22日時点で48勝104敗と低迷するも来季続投が決まり、ロブロ監督は謝意を述べている。

ロブロ監督は2017年からダイヤモンドバックスを率いており、同年に93勝69敗を果たしてナ・リーグ年間最優秀監督に選出された。19年に2年の契約延長を手にし、今季がその最終年だったがチームは苦戦。22日時点で直近17試合中14敗としており、オリオールズと並んで両リーグ最低の勝率となっている。

マイク・ヘイゼンGMは、契約には2023年の球団オプションが付帯していることを明かし「球団最悪の数字を更新するかもしれないが、トーリは苦しいなかで選手たちをよく率いて戦ってくれた」と指揮官をねぎらった。

ロブロ監督は「私にも考える頭があるので、この状況下ではどうなるか覚悟していた」と、来季続投の望みはないと考えていたと告白。その上で「恐縮だ。私を信頼してくれたことをこの上なく光栄に思う」と話した。(AP)