エンゼルス大谷翔平投手（27）が「2番投手」として出場し、7回5安打1失点1死球10奪三振と好投したものの、勝敗はつかなかった。

エンゼルスが2回に1点を先制。大谷は6回まで無失点と快投を続けていたが、7回に7番ケレニックに同点ソロを浴び、1－1の状況でマウンドを譲った。

試合後は「最後の本塁打以外は、よく粘れた方かなと思います。打たれる球を打たれた。勝てなかったこともそうですし、追い付かれたのも自分の責任かなと思います」と淡々と振り返った。

打者としては、第3打席に中前打を放ち、3打数1安打。5試合連続ノーアーチとなった。

この日は、本拠地での今季最終戦。「いい形でホームを締めくくりたかったというのもありますし、今年1年間、フラストレーションがたまるような試合ばかりで申し訳ないという気持ちもあるので、来年以降、そうならないように頑張りたいと思います」。

ベーブ・ルース以来、103年ぶりとなる「2桁本塁打、2桁勝利」は、10月3日（同4日）に見込まれる最終戦（マリナーズ戦）まで持ち越しとなったが、今後の登板予定については「まだ言われてません。体と相談してから」と明言しなかった。