本塁打王のタイトルを狙うエンゼルス大谷翔平投手(27)は、28日(日本時間29日)から敵地レンジャーズ3連戦となる。今季は残り6試合。1本差で追う46本塁打のブルージェイズ・ゲレロ、ロイヤルズ・ペレスも同じく6試合で、争いは最終局面を迎えている。

大谷の今季の対レンジャーズは、55打数10安打で打率1割8分2厘、3本塁打と相性はよくない。だが先発予定の右腕アレクシーは、8月30日(同31日)にメジャーデビューしたばかりの23歳の若手。4試合に登板し2勝(1敗)を挙げているが、防御率は5・00とよくない。

大谷は9月6日(同7日)に1度だけ対戦があり、当時は3打数無安打(2三振)。しかし9月上旬は打撃の調子を落としていた時期でもあり、2試合連続安打中のいまはリベンジの1発も期待できる。

レ軍はア・リーグ西地区最下位に沈んでおり、極端な“四球攻め”で歩かされる心配がないのも好材料。最終カードはプレーオフ進出に望みを残すマリナーズ戦を残しており、その前のレンジャーズ戦で本塁打を積み上げられるかが、タイトル争いのカギとなりそうだ。

SNS上では「レンジャーズはプレーオフとか関係ないから普通に勝負して貰えると思うので、そこでホームラン稼げるかどうかだな」「まだまだホームラン王は行ける気がする」「最終戦に先発して2桁勝利とホームラン王を決めるとかしてまうんかな? そのためのネタふりなんかなぁ」と、期待する声であふれている。