ア・リーグ新人王候補で元巨人のホセ・アドリス・ガルシア外野手(レンジャーズ)が、フェンス激突をものともしない見事な捕球で観客を沸かせた。22日のヤンキース戦で右翼から約154キロもの剛速球で本塁に送球して話題となったが、またも好守備を披露した。MLB公式サイトが伝えている。

ガルシアは今季、28日時点で新人本塁打ランキングでリーグ2位の30本をマーク。オールスターのリザーブ外野手メンバーにも選ばれ、オリオールズのライアン・マウントキャッスル内野手とともに新人王候補筆頭とされている。

こうしたなか、エンゼルス戦に「3番・右翼」で出場したガルシアは2回2死の場面で、デビッド・フレッチャー二塁手のファウルフライを猛ダッシュで追いかけると、フェンスに激突しながら左手でキャッチ。気迫のプレーで相手をアウトに仕留めた。

さらにガルシアは、4回にもライナーキャッチから一塁への好送球でダブルプレーの好守備。これで、外野手ではレンジャーズ新人のシーズン最多、そしてハンター・レンフロー外野手(レッドソックス)と並ぶ両リーグ最多の16回目の補殺となった。