昨季世界一のドジャースが、2勝2敗で迎えた最終戦を総力戦で制し、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

ドジャースは、今季20勝を挙げ、先発濃厚だった左腕ウリアスではなく、救援右腕クネバルが「オープナー」として先発。2回に快速救援右腕グラテオルを挟み、3回からウリアスを投入。6回に両軍が1点ずつ挙げ、息詰まる展開で終盤に突入した。

1-1で迎えた9回、ドジャースはコーディー・ベリンジャー内野手(26)の適時打で勝ち越し。その裏、サイ・ヤング賞3回の先発シャーザーが締めくくり、自身初のセーブを挙げて激戦を制した。

殊勲打のベリンジャーは「シンプルに考えることを心掛けた。それまでに何回もミスショットをしていたからね」と、満面の笑みを浮かべた。

16日(同17日)からのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7試合制)では、昨季と同じ顔合わせとなった東地区覇者ブレーブスと対戦する。