レッドソックス沢村拓一投手(33)のプレーオフ初登板は悔しいマウンドとなった。

3-4と1点をリードされて迎えた8回に、7番手として登板。先頭のグリエルをフルカウントから四球で歩かせ、続くマコーミックに左前打を許して無死一、二塁。マルドナドへの2球目のスプリットが死球となって満塁とし、この日、本塁打を放っているアルトゥーベに高めに浮いたスプリットを中堅への犠飛とされて、終盤の痛い1点を失った。

ここで降板し、0回1/3を投げ打者4人と対して、1安打2四死球の1失点。チームは9回にK・ヘルナンデスのこの試合2本目のアーチで1点差に追い上げたが、接戦を落とした。

沢村は、このリーグ優勝決定シリーズでプレーオフで初めて26人のメンバー入り。ヤンキースとのワイルドカードゲームとレイズとの地区シリーズでは登録外だった。

レギュラーシーズンでは55試合に登板し、5勝1敗、防御率3・06をマークしている。