MLB公式サイトは16日、オフシーズン最初の注目となるオプション契約とオプトアウト(契約解除)の行方を特集し、マリナーズ菊池雄星投手(30)についても解説した。

菊池は来季から2025年まで、球団側が選択権を持つ4年6600万ドル(約72億6000万円)のオプション契約がある。同記事では、菊池のメジャーデビューから今季までの3年間の成績が防御率4・97、FIP(守備の影響を除いた投手の防御率)4・93、今季が防御率4・41、FIP4・41と指摘した上で、球団側のオプションは行使されないだろうと分析。ただし球団側が破棄した場合でも、菊池は選手側が選択権を持つ1年1300万ドル(約14億3000万円)のオプションがある。

来季以降のオプションを行使するか否か、オプトアウトの権利を行使するか否かの決定は通常、ワールドシリーズ終了から5日後が期限となる。今季のワールドシリーズが第7戦までもつれた場合は、11月3日(日本時間4日)がシリーズ最終日となり、その後5日間の動向が注目される。