右腕を痛めてア・リーグ優勝決定シリーズのロースターから外れたアストロズの先発右腕ランス・マクラーズ投手(28)は16日、投げる以外に自分にできることでチームの勝利に貢献したいと健気に語った。

マクラーズは、「スカウティングレポートの分析をしてあげたり、試合を見て気づいたポイントを伝えたり、自分にできることはいくつもある」と述べた。

同投手は今ポストシーズン、ホワイトソックスとの地区シリーズ第1戦と第4戦に先発。その第4戦で、右前腕の張りから4回で降板していた。その後右腕屈筋の張りと診断され、優勝決定シリーズのロスターから外れた。

16日は状態が改善したものの、まだ投球することはできていないという。チームがワールドシリーズ進出を決めた場合、投げることができるかどうかは不透明。

マクラーズはことし3月に契約を5年延長。13勝(5敗)、防御率3・16、185三振といずれもキャリアハイを達成し、チームのエースとして先発ローテーションをけん引してきた。(AP)