ブレーブスがサヨナラ勝ちで先勝した。2-2の9回1死二塁、4番ライリーがドジャースの8番手トライネンから左翼線へサヨナラ打を放ち、接戦を制した。

ブ軍は左腕フリード、ド軍は救援右腕クネバルの投げ合いで始まった初戦は、ブ軍が1回に2死三塁から暴投で1点を先制。対するド軍は2回、2死二塁から8番テーラーの左前適時打で同点とした。

ド軍は4回無死から4番スミスのソロ本塁打で勝ち越したが、ブ軍もその裏、2死からライリーのソロ本塁打で同点に追いついた。

その後は投手戦が続き、2-2で最終回まで試合が進んだ。ド軍は9回2死一塁から代打ベリンジャーの右前打で一塁走者のテーラーが三塁への進塁を迷い、二、三間で挟まれてタッチアウト。痛い走塁ミスとなった。

流れが変わった直後の9回裏、ブ軍は一打サヨナラのチャンスをものにし、シリーズ初戦で劇的勝利を飾った。