ブレーブスが2試合連続のサヨナラ勝ちで2連勝とした。8回に2点差を追いつき、4-4で迎えた9回。2死二塁から、初球を捉えたロサリオの打球は遊撃手シーガーのグラブに当たりながらも中堅に抜け、二塁からスワンソンが生還した。この試合4安打目が殊勲打となったロサリオは、ベンチから飛び出してきたナインにもみくちゃにされながら、胸を張った。

試合はドジャースが1回に2点を先制した。無死一塁から2番シーガーが右中間へ先制2ラン。ブレーブスの先発右腕アンダーソンから6球で2点を奪った。

ド軍の先発シャーザーは3回まで無失点に抑えていたが、2点リードの4回1死一塁から、ブ軍の5番ピダーソンに2ランを浴び、同点とされた。

ド軍は2-2の7回、2死満塁のチャンスをつくると、6番テーラーがセンターへ適時二塁打を放ち、2点を勝ち越した。

8回から、ドジャースは5番手でウリアスを起用。今季20勝3敗の好成績を挙げ、シリーズ第4戦での先発とみられていた左腕の投入で逃げ切りを図ったが、これが裏目に。ブレーブスは1死二塁から3番アルビーズ、4番ライリーが連続適時打を放ち、再び同点とし、9回のサヨナラ勝ちにつなげた。

第3戦は、19日(日本時間20日)に場所をドジャース本拠地のロサンゼルス・ドジャースタジアムに移して行われる。