右膝前十字靱帯(じんたい)の完全断裂により手術を受け、長期離脱中となっているブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手が心境を告白。キャリアで最もつらい状況だと明かす一方で「プレーしているつもり」でチームをサポートしたいと話した。MLB公式サイトが伝えている。

アクーニャは7月10日のマーリンズ戦で、守備中に右膝を負傷。術後2カ月間はカリフォルニアで過ごしたが、その後はアトランタに戻ってリハビリを続けている。本拠地トゥルーイストパークの施設を使用しているため、ナ・リーグ優勝決定シリーズを戦うチームメートやコーチと再会し、言葉をかわすことができたようだ。

アクーニャは17日に「正直なところ、スタジアムにいるのにチームに加われず、キャリアで最もつらい状況の1つだ。だけど、どうしようもない。せめてここにいて、プレーしているつもりで応援を続ける」と話した。

リハビリはあと10カ月ほど続くと思われ、アクーニャもまだわずかに足をひきずる状態だが、本人としては「70%くらい」まで回復している気持ちだという。それでも「自分の感触でそう思っているに過ぎないし、復帰のことや、実際に自分がどこまで回復しているのかということについては、医師やトレーナーの判断に委ねている」と述べていた。