アリゾナフォールリーグ(AFL)に参加中のダイヤモンドバックス吉川峻平投手(26)が18日(日本時間19日)、本拠地ソルトリバーでのスコッツデール戦に先発し、3回3安打1失点1四球4奪三振と好投した。

13日の開幕戦から中4日で2試合目の登板。1回無死から安打を浴びたものの、後続を併殺と三振に仕留めて無失点。2回無死からソロ本塁打を浴びたものの、その後はテンポ良く、安定した投球を披露した。4奪三振の最終球は、速球1、チェンジアップ2、スライダー1と各球種を交えて打ち取った。球数が46球だったこともあり、交代後はブルペンで追加投球。「前回よりも感覚は良かったです」と振り返った。

今季、110敗を喫して最下位に沈んだダイヤモンドバックスは、リーグワーストの防御率5・11に終わった投手陣の再建が課題。ネット裏で見守ったロブロ監督は、吉川について「両サイドをうまく突いていたし、グッドジョブだった」と高評価。吉川は今後も先発ローテーションの一角として登板する予定で、来春のキャンプへ向けてアピールを続けていく。