ジャイアンツが、生え抜きスターのバスター・ポージー捕手(34)の来季契約オプションを行使する方針だと18日、複数の米メディアが報じた。

ポージーは今季113試合に出場し打率3割4厘、18本塁打、56打点。7月には自身7度目のオールスター選出を果たすなど、チームの9年ぶりの地区優勝に貢献した。今季で9年総額1億6700万ドル(約184億円)の大型契約が終了し、来季は1年2200万ドル(約24億2000万円)の球団オプション、もしくは300万ドル(約3億3000万円)のバイアウトが設定されている。ザイディGMは同日行われた会見で、ポージーを「今年最高のキャッチャー」と評し「もちろんバスターと今後も話し合いを進めていくが、来季も彼がこのチームでプレーすることが最優先」と話した。

ポージーは09年にデビューし、翌10年に新人王を獲得。12年には打率3割3分6厘で首位打者とMVPに輝いた。昨季は新型コロナウイルスへの懸念で全休している。メジャー通算12年で打率3割2厘、158本塁打、729打点。10、12、14年にワールドシリーズを制した。