ヤンキースは19日、今季が契約最終年だったアーロン・ブーン監督(48)との契約を、来季から3年延長したと発表した。4年目の2025年は球団側に契約選択権が付き、契約金は非公表。

ヤンキースは今季ア・リーグ東地区2位タイの92勝70敗でワイルドカードでのポストシーズン進出を果たしたが、レッドソックスに敗れ1試合で敗退。シーズン終了後には3コーチと契約を更新せず、首脳陣のてこ入れを行っていた。ブーン監督の去就も注目されていたが、契約延長で決着した。

ブーン監督は今季が就任4年目。通算328勝218敗で、4年連続でポストシーズン進出を果たした。この日オンライン会見を行い「ここが、私がいたいと思う場所。このチームに戻り、世界一という目標に向かっていけることに、非常に興奮している」と話した。

ハル・スタインブレナー・オーナーは同監督について「チームを率いていく上で、鋭い野球の眼力があり、選手からの人望も厚い」と評価。今後のチームについては「組織としてもチームとしても、成長し、改革し、向上していく」と話した。