アストロズの試合終盤の粘りに屈したレッドソックス。対戦成績も2勝2敗のイーブンに戻ったが、チームを率いるアレックス・コーラ監督は「最後までいいゲームだった」と振り返っている。

レッドソックスは初回、アレックス・ブレグマン三塁手のソロ本塁打で先制点を許すも、その裏にザンダー・ボガーツ遊撃手の2ランで逆転。だが、8回にホセ・アルテューベ二塁手のソロ本塁打で追いつかれると、9回表に一挙7失点し、試合を決められた。

2-2で迎えた9回にネーサン・イオバルディ投手を投入したレッドソックス。2死一、二塁の場面でジェイソン・カストロ捕手にカウント1-2から投じた4球目のカーブはチームもストライクととらえ、このイニングを無傷で切り抜けたかと思われた。しかし、判定はボールでその後の明暗を分けた。

コーラ監督は「多分、多くの人があれはストライクだと思ったはず。最後までいい試合だっただろう? あと1球であのイニングは終わっていたのにそうはならず、彼ら(アストロズ)は7点を奪取したんだ」と振り返っている。(AP)