アトランタのある小学校が、地元のブレーブスなどで活躍した元メジャーリーガーのハンク・アーロン氏をたたえて学校名を「フォレストヒル・アカデミー」から「ヘンリー・ルイス・ハンク・アーロン・ニュービギニングスアカデミー」に改称した。MLB公式サイトが報じている。

この学校は、南軍の将軍で白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン」の一員でもあったネーサン・ベッドフォード・フォレストの名が由来となっていたが、変遷を経て黒人スラッガーの名前をいただくことになった。

アーロン氏はMLB歴代2位の755本塁打、同1位の2297打点などの活躍で殿堂入りを果たしたほか、アフリカ系アメリカ人が球団フロントで働けるようにも尽力。自身も引退後はブレーブスで上級副社長などを務めてきた。