レッドソックスが、本拠地でのリーグ優勝決定シリーズ第5戦でアストロズに完敗。2勝3敗と王手をかけられ、後がなくなった。

沢村拓一投手(33)は、今シリーズ3試合目の登板で2/3回を1安打無失点1四球1奪三振の内容だった。1-7と6点ビハインドの8回1死一塁から、5番手として救援。7番グリエルに中前打を許し、2死後、四球を与えて満塁となったものの、1番アルテューベを時速98マイル(約158キロ)の内角速球で左飛に仕留め、無失点で切り抜けた。

土俵際に追い詰められたとはいえ、コーラ監督は「ワールドシリーズに行くためにあと2勝するだけ。そこが基本線。(移動日の)明日、リセットして次の日に準備する」と、巻き返しへの気概を見せた。第6戦は22日(同23日)、舞台を再びヒューストンに移して行われる。