MLB公式サイトが21日、エンゼルス大谷翔平投手(27)の今季本塁打トップ5を選び特集した。大谷は今季、46本塁打をマークし、ブルージェイズのゲレロ内野手、ロイヤルズのペレス捕手の48本塁打に次ぐリーグ3位に入った。

記事は「大谷は今季ア・リーグMVPの最有力候補。そこで今季の本塁打トップ5を振り返ってみよう」とし、11月11日(日本時間12日)のMVP発表前に、今季の大谷を振り返り。46本中5本を選出した。

<1>4月4日、本拠地でのホワイトソックス戦でシースから放った打球速度時速115・2マイル(約185キロ)の今季2号。この時点で、スタットキャストが導入されてからチーム最速の打球速度だった。また1903年以降で先発投手が2番を打ったのはメジャー史上初だった。

<2>7月9日、敵地でのマリナーズ戦で左腕ゴンザレスから放った右翼側3階席に飛び込む33号。その場所に到達したのはTモバイルパークがオープンした1999年以降わずか6度目。打球速度は116・5マイル(約188キロ)で、自身の最速記録を更新した。

<3>6月25日、敵地でのレイズ戦でキトレッジから放った24号先頭弾。トロピカーナフィールドの24年の歴史の中で、わずか39度目の「キャットウオーク」到達弾だった。

<4>8月18日、敵地でのタイガース戦で放った40号。メジャー最速で今季40本塁打に到達し、球団の左打者の最多記録だった1982年のレジー・ジャクソンの39本塁打を抜き記録更新を果たした。

<5>5月16日、敵地でのレッドソックス戦9回2死一塁で抑え右腕バーンズから放った逆転の12号決勝2ラン。球団では、2013年8月31日以来の9回2アウトからの逆転弾だった。