ドジャースは初回に2失点を喫したものの、クリス・テーラー内野手を筆頭に打線が爆発。負けたら敗退というプレッシャーのなか9点差の大勝を挙げ、2勝3敗で突破に望みをつないだ。

なかでもテーラーは、2回の無死一塁から左腕マックス・フリードの直球を捉え、左越えに逆転2ランを放つと、1点リードの3回1死一、三塁から中前適時打。そして、5回に2死一塁から中越えに2ラン、7回には左越えのソロと、5打数4安打、6打点、3得点でチームを引っ張った。

同選手は、試合後に「こんなことは初めて。現実とは思えない。何をやってもかっこよく見えないんだけどね」とコメント。8回の打席でもホームランが飛び出せば、歴代最多タイの1試合4発となるはずだったが結果は三振。それでも「特に(記録のことは)考えないようにしていた。普段はライナーを狙おうとしているんだ」と気にしていない様子だった。