アストロズのオーナー、ジム・クレーン氏は、チームをワールドシリーズ進出にけん引したダスティ・ベーカー監督(72)について「来季の続投に値する」と、契約延長を後押しした。MLB公式ウェブサイトが23日に報じた。

今季を前に1年のオプション付きで単年契約を結んだ同監督の今後について、クレーン氏は、具体的な話をするのはワールドシリーズ終了後としながらも、「ダスティはすばらしい仕事をしており、(契約延長を)考えない理由はない」とコメントした。

72歳でワールドシリーズを戦うのは、2003年にマーリンズを指揮したジャック・マキーオン氏に次ぐ歴代2位の年長記録。また、今回ア・リーグのペナントを獲得したことにより、監督として史上9人目となる両リーグ制覇を果たした。

今季が監督生活24年目のベーカー監督は、19年ぶりにワールドシリーズの舞台に戻り、02年にジャイアンツで果たせなかった初制覇に挑む。