MLB公式サイトは24日、ヤンキースの補強等に関する情報をアップデート。MLBネットワーク記者のジョエル・シャーマン氏の記事を引用し、ヤンキースが今オフに投手を1人加えるとしたら、アストロズのジャスティン・バーランダー(アストロズ)らが候補になりそうだと伝えた。

シャーマン氏はニューヨーク・ポスト紙上で、ヤンキースの今オフの動向を予測。野手に関しては補強の必要があるものの、投手陣については層も厚く、才能あるメンバーが揃っているとして、補強の優先順位は低いとした。それでも、より完成度を高めるためブライアン・キャッシュマンGMが1投手を獲得する可能性はあるとした。

同氏は、フリーエージェントになる可能性があるバーランダーとノア・シンダーガード(メッツ)を獲得候補に挙げ、2人ともトミー・ジョン手術から復帰を目指す状況だが、ヤンキースは過去に似た状況のコリー・クルバー投手を加えていると指摘。「獲得した際のメリットを考えれば賭けに出る価値はありそうだ」と述べた。

クルバーは肩のケガで2020年シーズンをほぼ全休したが、昨オフにヤンキースとの1年契約にサイン。今季も肩の負傷で3カ月離脱したが、それでもノーヒットノーランを達成するなど、チームに安定感をもたらした。