ブレーブスのホルヘ・ソレア指名打者が1回表にソロアーチを飾り、文字通りの“先頭”打者ホームランを記録した。MLB公式サイトが伝えている。

この日1番で打席に入ったソレアにとって、3球目がワールドシリーズ(WS)に歴史を刻む1発となった。これまでWS第1戦で先頭打者ホームランを挙げた選手は4人いるが、いずれも1回裏での1発。このため、ソレアのアーチがWS史上最速での記録となった。

ソレアは新型コロナウイルス検査で陽性反応を示して負傷者リスト(IL)入りし、ナ・リーグ地区シリーズ途中から優勝決定シリーズのほとんどの試合を欠場。その間、チームではエディー・ロサリオ外野手が5試合で先頭打者を務め、3本塁打9打点、打率5割6分と大奮闘していた。

だが、この日はソレアがILから復帰して先頭打者に戻り、ロサリオは5番打者に。ただし、ブライアン・スニトカー監督は「ポストシーズンでは相手がどう出てくるか分からない」とし、アストロズが第2戦で右腕ホセ・ウルキディ投手を起用する場合はロサリオが1番に戻る可能性もあるとした。