ロイヤルズのウィット・メリフィールド内野手が、エンゼルスの大谷翔平選手について「すごいなんてものではない」と、絶賛のコメントを残した。米スポーツ専門メディアのスポーティング・ニュースが伝えている。

ロイヤルズは6月30日にレッドソックスと対戦したが、この日は天候不良により開始が30分遅れた。メリフィールドはその時のことについて「僕らはフィールドに出ようとしていたが、みんなが足を止めてテレビの画面に見入ったよ。彼の第1打席だったからね」とコメントした。

“彼”とは当時波に乗っていた大谷のこと。エンゼルスはヤンキースとの3連戦に臨んでいたが、大谷はそのうち2試合での計3本塁打を含め、直近13試合で11本塁打を放っていた。しかも、その日は先発投手としてマウンドにも立っていた。

メリフィールドは「僕らは彼がホームランを打つだろうと期待していた。6月に20人ものメジャーリーガーがただランダムに1人の選手の打席を見ることなんてない。彼の打席だったから見たんだ。来る日も来る日も視線が彼に注がれ、プレッシャーが彼にのしかかっているんだ。彼のしていることを続けるなんて、すごいなんてものではないよ」と今季の大谷の活躍に驚嘆しているようだった。