21年に両リーグワーストタイの110敗を喫し、再建モードの続いているオリオールズが、「30本塁打・30盗塁」を達成したセドリック・マリンズ外野手を放出する可能性が浮上してきた。

これはMLBネットワークなどに寄稿するジョン・ヘイマン氏がツイッターで伝えたもの。同氏はオリオールズが求める見返りは間違いなく大きくなると予想する一方で、フィリーズ、レンジャーズ、アストロズ、ジャイアンツ、メッツ、ヤンキースを新天地候補に挙げている。

27歳のマリンズはメジャー4年目の21年に突然の大ブレーク。159試合の出場で打率2割9分1厘、30本塁打、59打点、91得点、30盗塁の活躍を見せた。

フリーエージェントの権利を得るのは26年とまだ先のため、米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」はオリオールズとしてはトレード価値が高いと分析。一方でマリンズが20年までは通算115試合で打率2割2分5厘(OPSは0・632)と平凡な成績だったため、21年の大活躍はまぐれの可能性もあると指摘している。