マーリンズは28日、ブルワーズからフリーエージェント(FA)となっていたアビサイル・ガルシア外野手(30)と4年総額5300万ドル(約58億3000万円)で合意に至ったようだ。情報筋の話としてMLB公式サイトが伝えている。

ガルシアは今季135試合の出場で打率2割6分2厘、いずれもキャリアハイの29本塁打、86打点をマークするなど好成績を記録。シーズン終了後、来季についての相互オプションを破棄し、FAを選択していた。

調子に波はあるものの、メジャー屈指の最高打球速度やバレル率、走塁速度を誇り、強肩で知られるガルシア。マーリンズは今季、攻撃面の大半の指標でメジャー下位に低迷し、中堅にも不安があるため、右翼が主戦場ながら中堅も守れる同選手の補強は攻守両面においてプラスとなる。