今冬のフリーエージェント(FA)市場における4大スター選手の1人、カルロス・コレア内野手が、ハビエル・バエス内野手に接触したとの情報が浮上した。米スペイン語メディアUnivisionの記者の話などをもとに、NBCスポーツが伝えている。

コレアに対しては、複数の球団が関心を示していると言われており、「FOX 26 Houston」のマーク・バーマン記者は情報筋の話として、ヤンキース、レッドソックス、ドジャース、カブス、ブレーブスが獲得に関心を示しているとツイッターでコメント。同氏はまた、アストロズが先月に5年契約をオファーしたとも伝えていた。

すると、Univisionのマイク・ロドリゲス記者が、新情報をツイッターに投稿。それによると、コレアはかつてカブスに在籍していたバエスに連絡を取り、同球団でプレーしていた際の経験について尋ねたという。同記者は、現状ではカブスとヤンキースが有力とも述べている。

カブスは遊撃手の補強を必要としているが、大物遊撃手はコレア以外3選手の去就がすでに決まった状態。NBCスポーツはカブスがコレアとの長期契約を視野に入れている可能性があると伝えた。

なお、MLBと選手会は1日、新労使協定の合意がないまま現行の協定失効期限を迎え、米東部時間2日から経営陣によるロックアウトに突入しており、トレード、FAなどの契約交渉を含めMLBの全業務が停止となっている。