MLBは2日のロックアウト前に選手の契約ラッシュとなり、11月の契約総額が記録的な金額となった。

米スポーツビジネスニュースサイト「スポルティコ」が6日までに伝えたところによると、11月の1カ月間で球団がまとめた契約の総額は21億6000万ドル(約2380億円)で、過去最高だった2012年の5億7700万ドル(約635億円)の約3・8倍だったという。

契約総額は今年の11月だけで、2011年から2020年のオフシーズンの契約総額平均を超え、2016年オフシーズンの契約総額である26億5000万ドル(約2920億円)の80%に到達。今季はまだカルロス・コレア内野手(27=アストロズFA)、トレバー・ストーリー内野手(29=ロッキーズFA)、先発左腕クレイトン・カーショー(33=ドジャースFA)ら所属先を決めていない大物FA選手が多数残っており、オフシーズン全体の契約総額が史上最高となることが確実視されている。