米CBSスポーツ電子版は7日(日本時間8日)、未契約選手の移籍先の予想記事を掲載し、ポスティングでのメジャー移籍を目指す広島の鈴木誠也外野手(27)に「最もフィットする球団」としてマリナーズ、次点でレッドソックスを挙げた。

マリナーズのロースターは外野手が飽和しているが、昨季新人王を獲得したルイスは故障明け、今季デビューしたトッププロスペクトのケレニックは不振にあえぐなど不安要素が多いと指摘。

さらに、日本選手を多く獲得してきた歴史があることから「新しい環境にも適応しやすいだろう」と分析した。レッドソックスは、正右翼手レンフローを放出したことでポジションが空いていることに加え、強打の右打者にとって安打が出やすい本拠地フェンウェイパークは相性が良いとした。

また、マリナーズからFAになった菊池雄星投手(30)の最適な移籍先にはブルージェイズ、次点で前田が所属するツインズを挙げた。ブルージェイズでは今季サイ・ヤング賞を獲得した左腕レイ(現マリナーズ)など再起した投手が過去に多く在籍し、1年契約で結果を残せば来年オフに大型契約を結ぶ可能性があるとした。ツインズは先発の枚数が足りておらず、他の地区と比べてあまり過酷ではないア・リーグ中地区で巻き返しを図って、今後の契約につなげることができると指摘した。