ヤンキース期待の若手アンソニー・ボルプ内野手(20)が、ナンバーワン有望株と評価されていることについてコメント。慢心せず努力を続けていきたいとの思いを語った。MLB公式サイトが伝えている。

2019年のドラフト1巡(全体30位)でヤンキースの指名を受けたボルプ。20年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でマイナーリーグは全休となったが、21年は計109試合に出場し、打率2割9分4厘、27本塁打、86打点と活躍した。

ブライアン・キャッシュマンGMは先ごろ「彼は非常に印象的なシーズンを送った」とし、「彼の今後が楽しみだ」とコメント。有望株を特集した「MLBパイプライン」は、ヤンキースの若手30人でボルプがトップと評価している。

ボルプはヤンキースの中継テレビ局YESネットワークに対して「間違いなく栄誉なことだし、軽く考えるつもりはない」と高評価を受け止めつつ、「とは言え、可能な限り最高の選手になりたいというのが僕の目標。ランク外の下位打者であっても、今のようにナンバーワン有望株と言われる状況であっても、自分の能力を発揮できるようになるにはまだ道のりが長い」と、気を引き締めていた。