レッドソックス、カブスなどで活躍した左腕ジョン・レスター投手(38)が現役を引退することが12日(日本時間13日)、明らかになった。

02年、ドラフト2巡目でレッドソックス入りしたレスターは、06年にメジャーデビュー。その後、先発の柱に定着し、07年には松坂大輔、岡島秀樹の同僚としてワールドシリーズ制覇に貢献した。さらに、13年、カブスに在籍した16年と、計3度の世界一に輝いた。

昨季は、ナショナルズ、カージナルスでプレーし、シーズン後、FA(フリーエージェント)となっていた。

メジャー16年間で、通算200勝117敗、防御率3・66。オールスターに5回選出されたほか、08年にはノーヒット・ノーランを達成した。また、06年に発症した悪性リンパ腫の一種であるがんを克服した選手としても知られた。