ツインズは20日、かつて同チームの監督を務めたロン・ガーデンハイアー氏を含む3人の球団殿堂入りを発表。今夏に表彰を行うと述べた。

今回殿堂入りが発表されたのはそのほか、巨人でプレーした経験もあるダン・グラッデン氏、故シーザー・トーバー氏(1994年死去)で、それぞれ、35人目、36人目、37人目の表彰となる。

ガーデンハイアー氏はツインズで2002年から13シーズンにわたって監督を務め、ア・リーグ中地区優勝6回。球団史上2位となる1068勝(1039敗)を記録し、2010年にはア・リーグ最優秀監督に選ばれた。

グラッデン氏は1987年から91年までツインズで左翼手としてプレー。ワールドシリーズ優勝を2度経験し、ツインズ史上最多のポストシーズン17得点を記録した。94年に巨人でプレーし日本一にも貢献したが、1年で退団するとそのまま引退した。2000年にツインズ専門ラジオ放送のスタッフに加わり、過去19年にわたって専任解説者を務めている。

トーバー氏は1965年から72年までツインズでプレーし、球団史上3位の186盗塁を記録。どのポジションでもプレーが可能で、1968年には1試合で全9役をこなすという離れ業をやってのけた。(AP)