元レッドソックスで、通算216勝を挙げたカート・シリング氏が、資格1年目で野球殿堂入りを果たしたデービッド・オルティス氏(46)を祝福している。

米野球殿堂は25日に今年の殿堂入り投票の結果を発表。「ビッグ・パピ」の愛称で親しまれたオルティス氏が、20年のデレク・ジーター氏以来となる候補入り初年度で一発当選を決めた。

シリング氏はツイッターで、「毎年のように、誰が落選するかが話題となるが、私は誰が殿堂入りするかに注目すべきだと話している。特に今年はそうだ。デービッド・オルティスは資格1年目での選出にふさわしい。友よ、おめでとう!」とつづった。

今回が資格10年目のシリング氏は得票率58・6%で、殿堂入りの条件である75%に届かず、落選。昨年の落選後にフェイスブックで、「最終年の投票には参加しない。来年の候補から自分を除外するよう要請している」と表明していたが、今年も候補者リストに名を連ねていた。(AP)