ガーディアンズのオーナーであるポール・ドーラン氏は27日、本拠地プログレッシブフィールドについて、少なくとも2036年までリース契約を延長することが決まったと正式に発表した。

1994年にオープンしたプログレッシブフィールドはオハイオ州カヤホガ郡が所有し、ガーディアンズとの現行のリース契約は2023年で切れる。ドーラン氏はここ1年で人員削減を行い、少数株を所有するオーナーを募るなど動いており、球団が移転を検討しているのではとのうわさも出ていた。

ガーディアンズは今季終了後にスタジアム改修を計画しており、その費用は推定2億ドル(約220億円)以上とされているが、改修費や維持費、運営費などについては、クリーブランド市、カヤホガ郡、およびオハイオ州と共同で出資することで合意に至っている。

ドーラン氏は声明で「今回の合意により、ファンがより一層の感動を得ることができ、現代的かつ今後何年も使用するに適したスタジアムを造り上げることが可能になったと確信している」と述べた。球団側によると、契約がさらに10年延長され、2046年までとなる可能性もあるという。(AP)