米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が、「2000年以降でワールドシリーズ(WS)を制覇できなかった最高のチーム11選」と題した企画で、イチロー氏のルーキーイヤーである2001年のマリナーズを1位に選んだ。

マリナーズはこの年にMLB史上最多タイの116勝を挙げ、得失点差+300を記録。この立役者の1人がメジャーデビューを果たしたばかりのイチロー氏だった。同氏は157試合で打率3割5分、242安打、56盗塁などをマークしてリーグ新人王とMVPに輝いた上、ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を受賞し、オールスターにも選ばれている。

最終的にリーグ優勝決定シリーズでヤンキースに敗れてWSには進めなかったものの、同記事は「10月(ポストシーズン)にプレーしたのはこの年が最後。彼らは本当に強かった」とコメント。フレディ・ガルシア氏、イチロー氏、ブレット・ブーン氏らの名を挙げ「投手陣に弱点はなかったが、チームを真にけん引したのはスター揃いのラインナップだった」とつづっている。