オークション会社「ゴールディン・オークションズ」は6日(日本時間7日)、ヤンキース傘下1Aに所属するジェーソン・ドミンゲス外野手(19)のサイン入り野球カードが47万4000ドル(約5210万円)で落札されたと発表した。

ドミニカ共和国出身のドミンゲスは、19年に16歳でヤンキースと契約金510万ドル(約5億6100万円)で契約。持ち前のスピードとパワーから、当時はエンゼルスのマイク・トラウトやレジェンド打者ミッキー・マントルらと比較された。MLB公式サイトのプロスペクトランキングでは全体17位。昨季は49試合に出場し打率2割5分8厘、5本塁打、18打点だった。

落札されたのはボウマン社製の世界で1枚しかないモデルだが、未デビューの若手選手のカードが高額で取引されるのはまれ。昨季デビューし新人王3位だったレイズのワンダー・フランコ内野手の同じシリーズのカードは約20万ドル(約2200万円)だった。