メジャー3年目を迎えるレッズ秋山翔吾外野手(33)が12日(日本時間13日)、アリゾナ州グッドイヤーのキャンプ施設に姿を見せた。到着後は、地元メディアの取材に対応。今季への意気込みなどを語った。

ロックアウト期間中は、日本国内で練習を継続。「ケガも治って(ロックアウトで)延びた分もしっかりトレーニングができたので、充実したオフだったと思います」。昨季は、オープン戦に左太もも裏を痛め、出遅れた影響もあり、88試合に出場し、打率2割4厘、12打点と不本意な成績に終わった。

契約最終年の今季は、まずはレギュラー奪還が最初の目標。「常に前向きで、いろんな若い選手がいる中で、必要だと思われて試合に出て行きたい気持ちはあります。昨年、やり切れなかった部分があるので、今年は野球を楽しんで最後までやりたいと思います」。勝負のシーズンを前に、あらためて口元を引き締めていた。