パイレーツ筒香嘉智内野手(30)が「4番一塁」で出場し、開幕戦から2試合連続でマルチ安打を記録した。

1-2の3回1死二塁で元巨人のマイコラスに対し、カウント1-2と追い込まれてからの4球目スライダーを逆方向へ運ぶ適時左前打。2-6の7回2死無走者では初球の低めの球を左前に運んだ。

1回は無死満塁で中堅への犠飛で今季初打点。5回は左飛、9回は遊ゴロで、4打数2安打2打点とチームのすべての打点をたたき出した。開幕から2試合で7打数2安打、2打点で打率は5割7分1厘となる。

チームは筒香の奮闘もむなしく、開幕から2連敗となった。「(1回の犠飛は)本当はあそこでヒットを打てるのが一番いい。無理に振りにいってる感覚はない。微調整で、もっといい方向に持っていければ」と話した。