パドレスのダルビッシュ有投手(35)が、6回1安打無失点、3四球7奪三振と好投。勝ち星こそ付かなかったものの、13者連続アウトを記録するなど、地区首位のライバル相手に圧倒的な投球を披露した。

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初回は2番フリーマンに四球を与えるも後続を2三振。2回は安打と2四球で2死満塁のピンチを招いたが、1番ベッツをフルカウントからカットボールで空振り三振に仕留めた。3回以降は完璧に抑え、2点リードの6回に降板。試合は8回に同点に追いつかれたが、延長10回1死三塁でノラ捕手が犠牲フライを放ってサヨナラ勝ちした。10回表に登板した前阪神のスアレスがメジャー初勝利を記録。ダルビッシュはこれで今季4試合で1勝1敗、防御率4・43となった。

試合後には「3回にスコアボードを見たらまだ安打が1本だったので、打たれているわけじゃないし、普通に投げればいけるとリラックスできた。チームが勝って良かった」と振り返った。