レッドソックスの編成担当、チャイム・ブルーム氏は7日、右胸骨骨折により60日間の負傷者リスト(IL)入りしている先発左腕クリス・セール投手(33)の回復状況について、停滞気味であると明らかにした。

ブルーム氏はセールが「新型コロナウイルス関連ではない医学的な問題により、しばらく投球練習を中断している」と説明。野球に関連する問題ではなく、数日中に投球を再開できると語った。

セールは本来なら6月初旬に負傷者リストから復帰できる予定。ブルーム氏は、その時期までにセールがメジャーで投げられる状態まで戻せるとの見込みを示した。

同投手は2019年3月にレッドソックスと5年、1億4500万ドル(約188億5000万円)で契約を結んだが、20年3月にトミー・ジョン手術を強いられた。昨季は9試合に登板し、5勝1敗、防御率3・16だった。(AP)