「3番DH兼投手」で出場し、今季6度目の先発マウンドに上がったエンゼルス大谷翔平投手(27)は、6回2安打1失点で勝敗はつかなかった。

1回は3者凡退で無失点。幸先のいいスタートを切ったが、2回2死、甘く入ったスプリットを6番キーアマイヤーに捉えられ、ソロ本塁打で先制点を許した。

その後は、連続四球などで制球が乱れる場面もあったが、最少失点で食い止めた。直球は最速99・2マイル(約160キロ)をマーク。投球を振り返り、「球速的にもそんなに調子がいい感じではなかったので。その割には粘れた方かなと思います」と話した。

この日、直球の平均球速は96マイル(約154・5キロ)で、今季の平均から1・2マイル(約2キロ)ほど下がっていた。マドン監督からは「ベストではなかった。疲れが見えていた」と評価されたが、大谷は「身体的にもフレッシュな状態ではない。それはみんなそうだと思うんですけど、踏ん張りどころかなと思いながら投げていました」と振り返った。ケガの心配については「ないですね」と話した。

チームは延長戦の末に敗れ、3連勝でストップ。4月22日から始まった20連戦を13勝7敗で終えた。

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