ヤンキースが26日(日本時間27日)、オールスター3度選出の経験を持つ元カージナルスのマット・カーペンター内野手(36)とメジャー契約を結んだ。カーペンターは早速同日のレイズ戦に「8番DH」でスタメンに名を連ねた。

試合前の取材では、現在メジャー勝率トップのヤンキース加入について「もし飛行機に荷物を積んで欲しいと言われたらやるよ。ヤンキースのユニホームに袖を通し、現在ベストなチームでプレーできることが楽しみ。どんな役割になるかわからないけど、ここにいられるだけで気持ちが高ぶっている」と話した。

カーペンターは11年にカージナルスでデビュー。13年には打率3割1分8厘、リーグ最多199安打を放って自身初のオールスター選出を果たし、シルバースラッガー賞に輝いた。14、16年にもオールスター選出。しかし近年は低迷し、昨季は130試合で打率1割6分9厘、3本塁打、21打点。今季はレンジャーズのマイナーで開幕を迎え、3Aで打率2割7分5厘、6本塁打、19打点を記録。今月19日に自ら自由契約を申し出た。メジャー通算成績は1329試合で1153安打、打率2割6分2厘、155本塁打、576打点。