ドジャースが、1950年代に2度のワールドシリーズ制覇に貢献した名一塁手ギル・ホッジスが付けていた背番号「14」を永久欠番とすることが分かった。

ホッジスはドジャースがニューヨークのブルックリンを本拠地としていた時代から主力として活躍。49年から7年連続を含む8回のオールスター選出や、57年に創設されたゴールドグラブ賞を3年連続で獲得した。

ワールドシリーズではブルックリン時代の55年と、ロサンゼルス移転後の59年に優勝を経験。63年に引退し、通算で打率2割7分3厘、370本塁打、1274打点の成績を残した。監督としては69年に「ミラクルメッツ」と呼ばれたメッツでワールドシリーズ制覇を達成。72年に47歳の若さで死去したが、今年になってベテランズ委員会の選出で殿堂入りを果たしている。(AP)