サイ・ヤング賞に2度輝いたメッツのエース右腕ジェイコブ・デグロム(33)が、痛めた右肩甲骨が回復したことを明かした。

今季は開幕から10日間の負傷者リスト(IL)に入り、今月10日には60日間のILに移行して治療とリハビリを続けていた。27日には遠投を行い、28日付の球団公式サイトによると、地元メディアの取材に「完全に普通の状態に戻った。すべて良い感じだ」と話したという。

デグロム自身も球団も復帰に向けた今後のスケジュールには言及していないが、同サイトは、順調なら間もなくブルペンでの投球練習を再開し、6月下旬か7月上旬には復帰できるだとうとしている。

今季がメジャー9年目のデグロムは、通算77勝53敗、防御率2・50をマーク。18、19年に2年連続でサイ・ヤング賞に輝き、昨季は5度目の球宴に選出された。