エンゼルス大谷翔平投手(27)が通算300Kで「野茂超え」を達成した。

「2番DH兼投手」で今季12度目の先発マウンド。1回、先頭から連打を許し、いきなり無死一、二塁のピンチを背負ったが、3番ウィットをカウント1-2から97・4マイル(約156・7キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。これがメジャー通算300個目の奪三振となり、244回1/3で区切りの数字に到達した。

投球イニング数では、ダルビッシュ(現パドレス)の242回3分の1に次ぐ日本人歴代2位のスピード到達。救援投手だった斎藤隆(ドジャースなど)の247回、野茂英雄(ドジャースなど)の254回を抜いた。

大谷はこの後、4番メレンデスを左飛、5番ドジャーを外角低めいっぱいのスライダーで見逃し三振。立ち上がりのピンチを無失点で切り抜けた。