エンゼルス大谷翔平投手(27)が8回まで108球を投げ2安打無失点、1四球、メジャー自己最多を更新する13三振を奪い、今季6勝目(4敗)を挙げた。

前日21日の2本塁打、8打点の大暴れから一夜明けての支配的な投球に、球界関係者も息をのみ、興奮した。通算251勝をマークした元ヤンキースのCC・サバシア氏(41)は「一晩で2本塁打、8打点をマークし、翌日に2安打、13奪三振で勝利しただって。ショウヘイ・オオタニ、ヤバい」とツイッターに投稿した。

また、スポーツラジオ番組の司会者として知られるボブ・ポンピアニ氏は「ショウヘイの信じられない24時間だった」。USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者は「一晩で自己最多の8打点、翌日に自己最多の13奪三振。そして16カ月後には野球史上最も獲得を熱望されるFAとなる」とつづった。

 

◆C・C・サバシア 1980年7月21日生まれ。米カリフォルニア州出身。98年ドラフト1巡目でインディアンス入団。メジャーデビューの01年に17勝を挙、07年にはサイ・ヤング賞を獲得。08年にブルワーズへトレード移籍。ヤンキースに移籍した09年(19勝)、10年(21勝)に最多勝。19年限りで引退。通算561試合登板で251勝161敗、防御率3・74。3093奪三振。198センチ、136キロ。左投げ左打ち。