エンゼルス大谷翔平投手(27)が、「3番DH」で出場する。相手の先発は右腕フレクセンで今季は2勝8敗、防御率4・23の成績。大谷は同投手との対戦で12打数1安打と抑え込まれている。16号が出れば、2試合ぶりの本塁打となる。

前日のチーム休養日を挟み、対戦カードが変わってマリナーズ3連戦、ホワイトソックスとの3連戦が続く。前カードのロイヤルズ3連戦の2戦目で大谷は日本人メジャー選手では最多の1試合8打点をマーク。その翌日の3戦目は8回を投げ、メジャー自己最多の13奪三振で今季6勝目を挙げた。

試合後に大谷は守護神のイグレシアスが起用できない状況だったことを明かしたが、イグレシアスについてネビン監督代行は「彼(イグレシアス)は全くもって健康な状態」と説明した。続けて、「事前に大谷と話す機会はなかったが、彼はチーム状況をしっかり理解している。その上で、彼がやってくれたことは非常に素晴らしかった」とたたえた。

大谷は7回を投げ終えた後にネビン監督代行に志願して8回のマウンドに上がり、今季最多の108球を投げ抜き、最後の打者から三振を奪って13奪三振をマーク。チームの連敗を2で止めた。