アストロズが、敵地ヤンキースタジアムで両リーグ勝率トップのヤンキース相手に3投手の継投でノーヒットノーランを達成した。今シーズンではエンゼルスの左腕デトマーズが5月10日のレイズ戦で達成して以来、3度目。複数投手による達成は、メッツが4月29日のフィリーズ戦で5投手で記録して以来、通算18度目となった。

まずはアストロズの先発右腕クリスチャン・ハビエル(25)が、自己最多13三振を奪って7回を無安打。計115球を投げ、許した走者は初回のドナルドソンへの四球と、7回に再びドナルドソンが三塁手ブレグマンの失策で出塁した2度のみ。8回は右腕エクトル・ネリス(33)、9回は守護神ライアン・プレスリー(33)がそれぞれ無安打に抑えた。

アストロズのノーヒットノーランは、19年9月1日に右腕バーランダーが達成して以来、通算14度目。継投による達成は通算3度目で、メジャー最多となった。一方のヤンキースがノーヒットノーランを食らったのは、03年6月11日に同じくアストロズの継投で封じられて以来、19年ぶり。当時は6投手の継投で抑えられた。